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お地蔵さん

料識亭(ころんぶすのたまご)
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「知識の組み合わせ遊び」へ と 「風土の探検」へ
2025年6月13日(金)
尾道 奇祭ベッチャー祭の「吉備津彦神社」
 寶土寺西側の鳥居のある一劃は吉備津彦神社、俗にいう一宮さんで、毎年11月3日文化の日に、尾道全市の子供たちを湧き立たせる奇祭ベッチャー祭の祭神で、ベタ、ソバ、ショーキーはこの神社から繰り出すのである。

 神輿と獅子頭を先頭にベタ・ソバ・ショーキーの三鬼神が市内を練り歩き、子どもたちを追い回す神事。「ベタ」「ソバ」が持っている「祝棒」で突かれると子宝に恵まれ、「ショーキー」が持っている「ささら」で叩かれると頭が良くなるとされ、子供達は「ベッチャー、ベッチャー」とはやし立てる。

 江戸時代に流行した疫病退散祈願から始まった西日本有数の奇祭。


「桃太郎」の話しに関係があるのでしょうか?

 吉備の国は、後の令制国では備前国・備中国・備後国・美作国吉にあたるとのこと、尾道は備後国だし、桃太郎は、犬・猿・雉を家来にしている。ベタ・ソバ・ショーキーが三匹の家来だとすると似ています。それに、子供達を追い回し、叩いたりしています。
知識の組み合わせ遊び・風土の探検 履歴

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 参考にした書籍・場所
 江戸時代の終わり、尾道に疫病がはやった。毎日たくさんの人たちが死んでいきます。薬を飲んでも神仏に祈っても、何の効きめもありません。
 「ああ、このままでは尾道の町は滅びてしまう」誰よりも心をいためていたお奉行さまも、病の床に伏してしまった。高熱にうなされながら、お奉行さまは幻覚を見ました。
 目の前に不思議な老人が現われ、「わしは吉備津彦じや。今から鬼と獅子をつかわす。病魔と戦わせ、おまえをもとの元気な体にしてやろう」言いました。バリバリと大きな音とともに一匹の獅子と三匹の鬼がぬっと表れました。
 一匹は四角の赤ら顔、目をぎらつかせ、鼻はおしつぶされたように顔のまん中にひろがっています。次の一匹は色は白く細面、ロは耳まで裂け、金色の角が生えています。もう一匹はまつ赤な顔に高い鼻、まるで天狗です。獅子と三匹の鬼は、何やら呪文を唱えながら、たてがみを振り乱し踊り、疫病を追い払いました。
 その後お奉行さまは神社に命じて、うなされながら見た獅子と三匹の鬼のかっこうをさせ、三日三晩病よけのお払いを行うと、その日から疫病はぴたりと治まったということです。
 これがべッチヤー祭りのはじまりです。
(参考)

 キツネは山と里の中間の里山に棲み、人里で目撃されることが多かった。古来、豊穣をもたらす山の神は里へ降りると田の神・稲荷神になると信じられていたことから、いつしかキツネは稲荷神の使いと考えられるようになったとも言う。また、キツネの毛並みの色、尻尾が稲穂を想起させることにちなむとも言われる。