PHP文庫

2006/11/20

た70-01

竹内一郎

運を強よくする心の法則

　運をつかむ人、のがす人……この差はどこから生まれるのか？
　実力の差がそのまま勝敗の差につながることは常だが力が均衡している場合は、心の持ちようが勝負を分けることがある。それは、運を引き寄せる意識を強く持つか否かで決まると著者はいう。本書は、古今東西の勝負師やギャンブラーの勝負哲学を学び、実践してきた著者があなたが幸運に生きるための知恵を説く。『運をつかむ人のがす人』を改題。

　『人は見た目が9割』は、コミュニケーションを言語だけでとらえるのではなく、非言語的情報も加えて、総合的に考えませんか、と提案した本です。
　本書では、人間を考える時、合理的な側面からばかり見るのではなく、運という非合理的な側面からも注目してみませんか、と提案しています。
どちらも、合理的な考え方だけでは割り切れないものの中に、大切なものが潜んでいるのでは?　と考える私から生まれました。私の好きな言葉をつかえば、「総合的に認識する」ことの大切さを伝えようとしています。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本書「おわりに」より

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