PHP文庫
1997/06/16
か05-23
加藤諦三
終わる愛 終わらない愛
人は誰でも永遠の愛を望むものである。しかし、相手との関係に苦しみ、悩んだあげく、破局を迎える恋愛が何と多いことか。いったい、愛はなぜ終わるのだろうか……。本書は、男女の間に垣間見える心の間題を取り上げながら、真実の愛とはどういうものか、どうすればもっと安らかに人を愛せるかを、熱く説き明かす。もう、かけがえのない恋を自分から終わらせないために。
たとえぱ、自分に自信のない人は相手の言動を自分が傷つくように解釈する。自分に自信のない人は、相手の褒め言葉を信じたいのだけれども信じられない。そこでしつこくなる。
信じられないから褒め言葉の後で、「嘘でしょう」というような嫌味と受け取られる言葉をつい言ってしまう。その結果、嫌われたりする。こうして恋が終わると、「やはり私のことを好きではないんだ、編したんでしょう」となってしまう。終わらせなくてもいい恋を終わらせている人は多い。
本書「はじめに」より
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書籍CD
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副題
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